おむすび ころりん(言葉の練習)
いつものように、おじいさんは
山へたきぎを取りにでかけて行きます。
腰のつつみには、おいしいおむすびが
3個入っています。おじいさんは
一生懸命たきぎをとりました。
「おや!もうおひるか。
おなかがぺこぺこだわい。」
切り株に腰を下ろして、おむすびのつつみをあけました!「では、いただくと・・」
おむすびを取り出したときです。手がすべって、落としてしまいました。
おむすびは坂をどんどんころがっていきます!!
「おーーい。おむすびやーい!」
ころころコロコロ 止まりません!
やっと追いついた時、
おむすびはあなの中へ・・・ストン!と落ちてしまいました。あなの中をみましたが、何も見えません!「やれやれ、もったいない。」
すると・・・あなの中からかわいい唄がきこえてきます。
「おむすびころりんすっとんとん。ころりんウレシイすっとんとん!」 おじいさんは
それを聞くと、なんだか楽しくなりました。
楽しくなってきました!「もっと!うたっておくれ。」 おじいさんはのこりのおむすびをつぎつぎとあなにころがしました。
「おむすびころりんすっとんとん。おもちをつきましょ すっとんとん!」 おじいさんは
楽しいうたがもっと聞きたくなりました。でも
もうおむすびは残っていません。あなに呼びかけました。「おむすびはもうないよう!」
す・る・と どうでしょう。すっとん!!
おじいさんの体があなの中へころがりおちていきました。「じいさんころりん。すっとんとん!おむすびじいさんころころりん!!」
あのうたがきこえてきました。
きがつくと・・、きれいなおおひろまでした。
たくさんの白いねずみたちがでむかえます。
「おむすびをありがとうございました!わたしたちはうたうのがすきな白ねずみです。お正月がちかいので、もちつきをはじめたところです。」 おじいさんは白ねずみたちと、うた・おどり・ごちそうを楽しみました。「ねずみさん!きょうはありがとう。そろそろかえります。」 「じゃぁ、おみやげを!どうぞ!」
白ねずみはおじいさんのまえに2つのつづらを運んできました。「おおきなつづら。ちいさなつづら。どっちがいいですか?」
「わたしはとしよりだから・・・、小さなつづらをいただきますよ。」それから、白ねずみはしっぽをおじいさんににぎらせて「さあ!目をつむってください。」「はいはい。目をつむりましたよ。」 気がつくと、いつのまにかあなのそとにいました。
家でかえりをまっていたおばあさんも、「まぁ、楽しそうですね。」おみやげのつづらをあけて、2人はびっくりしました!なんと・、こばんがたくさん入っていたのです。
(「あなの中」「そろそろ」がうまく言えない。後半うまくしゃべれない!)
のくぎりで読んで練習してください!
「負けないわよ。。絶対に。。」
愛が無くても ”愛の献血”
(ウォームアップ)